【うまれてきてくれてありがとう】という絵本 2歳の息子に読んだら・・・
息子がまだ0歳くらいのときに、【うまれてきてくれてありがとう】という絵本を買った。
その絵本を、赤ちゃんのときから何度も読んであげていた。
息子は電車の絵本と同じように、その絵本が大好きで、毎晩好きな絵本を選んでねというと、その絵本を持ってきた。
「ぼくは、ママをさがしているの。かみさまが、『うまれていいよ』っていってくれたから…」
主人公のぼくはママのところに行きたくて、動物たちにぼくのママはどこ?と聞いて歩く。
動物たちにはママがいるけど、ぼくのママにはなかなか出会えない…
捜し歩いてやっとママに出会えるぼく。
「あなたは、世界でたった一人のかけがえのない存在。うまれてきてくれて、ありがとう。」
やっと生まれることができて、ママに出会えて、ママの優しさやあたたかさに包み込まれる赤ちゃん。
そんなストーリーで、読んでてほっこりするお話。
ぼくも動物たちもとっても可愛い絵で、ぼくがママを探して歩いているのがかわいくってわたしは癒された。
子どもがケラケラ笑う【だるまさんシリーズ】とか息子の大好きな電車や乗り物の絵本といっしょに読んであげることが多かった。
そんなある2歳の夜。
いつものように、この絵本を読み聞かせていた。
すると。息子がうるうるした瞳になり、ママに抱きついてきた。
「え?!2歳でこんなに感じるものなの?!」
と驚いて、胸が熱くなった。
「ママ、さがしてた?」と聞いたら、「うん」とうなずいた。
おもえば、息子は1歳のときにお腹の上に頭をのせ、「ここ、いた!ここ、いた!」と言ったことがあった。その夜は一晩中お腹に頭をのせて寝られて、苦しかった記憶も…笑
「ママあそこだ!行かなきゃって思ったよ」と言われたこともあった。
よくそういう話を聞くことあるけど、本当なのかな?とずっと思っていた。
ほんとうなのかそんなことはないのか、それはわからない。
そんなことは絶対ない!と思う人もたくさんいると思う。
でも、2歳の息子があの絵本を読んで、ぎゅっと抱きしめてきてくれたあの夜の出来事は、ほんとうで、1歳の息子は「ここいた。」と言ってくれた。
あのときの嬉しかった気持ちは、絶対忘れない。
思春期になったときに、もし反抗されたときにでも、思い出して癒されよう💛
noteでも沢山のエッセイを書いています。よろしければ、noteもぜひのぞいてみてくださいね🎵